神戸市須磨区 | 築年の家と、夫婦のこれからに贈る「ぬくもりの浴室」
お子様が巣立ち、夫婦ふたりの時間がゆっくりと流れ始めたご自宅。長年住み慣れた我が家は、たくさんの思い出が詰まったかけがえのない場所です。しかし、同時に「この先、ふたりで快適に暮らしていくために」と、住まいのあり方を見つめ直す時期でもあります。
今回は、そんな素敵なご夫婦の未来を想うリフォーム、神戸市での心温まる浴室改修の施工事例をご紹介します。



冬の寒さが身にしみた、あの頃の思い出
「掃除は行き届いていて、まだまだ綺麗なんですけどね」
最初にお話を伺ったとき、奥様は少し寂しそうに、でも愛おしそうにご自宅の浴室について語ってくださいました。丁寧にお手入れされてきたタイル張りの浴室は、一見すると何の問題もないように思えます。しかし、長年暮らしてきたからこそ感じる、小さな、でも見過ごせない悩みがありました。
一番の悩みは、冬場の凍えるような寒さ。ひんやりと冷たいタイルは、一歩足を踏み入れるたびに覚悟が必要で、一番風呂はいつも身を縮こませながら。ヒートショックのニュースを見るたびに、お互いのことが少し心配になる。そんな会話も、一度や二度ではなかったそうです。
そして、もう一つは入口のわずかな段差。若い頃は気にも留めなかったその段差が、これから先の暮らしを考えたとき、ふとした瞬間のつまずきや転倒のリスクとして、心の片隅に引っかかり続けていました。
「この先10年、20年と、この家で安心して笑って暮らしたいんです」
ご主人のその一言が、私たちにご依頼いただく決め手となりました。これは単なる改修工事ではない。ご夫婦の未来への想いを形にする、大切な家づくりなのだと、私たちも心に強く刻みました。
神戸でリフォームを任せるなら。「迅速さと、職人さんの顔が見える安心感」が決め手
神戸にはたくさんのリフォーム会社があります。その中から私たちを選んでいただいた理由を尋ねると、「問い合わせてからの対応の速さと、説明の丁寧さでした」と教えてくださいました。
最初のお電話からすぐにご自宅へ伺い、現状を拝見。お二人の悩みや、これからどんな暮らしがしたいかという「想い」の部分をじっくりとヒアリングさせていただきました。その中で、家の構造を拝見した私たちのベテラン職人が、建物全体にわずかな歪みがあることを見抜きました。
「浴室を広くしたい」というご希望がありましたが、この歪みを考慮せずに拡張すると、将来的に問題が起きる可能性があります。私たちは正直にそのリスクをお伝えし、その上で、歪みを調整しながら安全に拡張するための具体的な工法をご提案しました。
難しい専門用語は使わず、なぜこの作業が必要なのか、費用はどれくらいかかるのかを一つひとつ丁寧に説明する。その実直な姿勢と、長年の経験に裏打ちされた知識が、「この人たちなら、大切な我が家を安心して任せられる」という信頼に繋がったのだと思います。
また、今回は「子育て支援補助金」を活用できるタイミングでした。こうした制度を積極的にご提案し、コストパフォーマンスの面でもご納得いただけたことも、ご決断の後押しになったようです。





















職人技が光る、ミリ単位のこだわりが生んだ理想の空間
工事が始まると、当初の想定通り、家の歪みを調整しながらの拡張作業は非常に繊細な技術を要するものとなりました。しかし、ここが私たちのベテラン職人の腕の見せ所です。柱の一本一本、壁の一枚一枚の状態を確かめながら、ミリ単位で水平垂直を調整していく。その丁寧で確実な仕事ぶりに、施主様も「見ていて本当に安心できました」と嬉しい言葉をかけてくださいました。
工事期間中、施主様には浴室が使えないご不便をおかけしましたが、いつも快くご協力いただき、時には職人たちに温かいお茶を差し入れてくださることも。そのお心遣いが、現場の何よりの励みになりました。
そして完成したのが、TOTOのシステムバス「サザナ」を導入した新しい浴室です。以前より一回り大きい1220サイズに拡張したことで、洗い場にはゆとりが生まれ、浴槽も足を伸ばしてゆったりと浸かれるようになりました。
冷たかったタイルは、柔らかくあたたかみのある「ほっカラリ床」に。冬場の一歩目も、もう怖くありません。入口の段差はなくなり、手すりを設置したことで、将来の安心も手に入れました。何より、断熱材をしっかりと施工したことで、浴室全体が魔法瓶のように温かい空間へと生まれ変わったのです。
「ショールームで実際に見て触れて決めたものが、こうして我が家の一部になるなんて感慨深いわ」
奥様が嬉しそうに新しい浴室の壁に触れながら、そう呟いていらっしゃったのが印象的でした。


リフォームで手に入れた、心からの安心と夫婦の豊かな時間
リフォーム後、ご夫婦の暮らしには嬉しい変化が訪れました。
「冬のお風呂が、こんなに楽しみになるなんてね」
湯冷めを気にすることなく、ゆっくりと湯船に浸かりながら語らう時間が増えたそうです。掃除も格段に楽になり、家事の負担が少し軽くなったぶん、夫婦で趣味の時間を楽しむ余裕も生まれました。
「これなら、孫が遊びに来た時も安心して一緒にお風呂に入れるね」と、ご主人は少し照れくさそうに、しかし本当に嬉しそうにお話ししてくださいました。
今回の神戸でのリフォームは、単に浴室が新しくなっただけではありません。ヒートショックの不安や、転倒のリスクといった日々の小さなストレスから解放され、心からの安心を手に入れたこと。そして、これからの人生を共に歩むパートナーと、より豊かで温かい時間を過ごすための「舞台」ができたこと。それが、何よりの価値だと私たちは信じています。


まずは、あなたの「想い」をお聞かせください
この記事を読んでくださっているあなたも、もしかしたら「そろそろ我が家も…」と考え始めているかもしれません。
「何から始めたらいいのか分からない」 「費用はどれくらいかかるんだろう」 「うちのような古い家でも大丈夫かしら」
神戸でリフォームを考え始めると、たくさんの疑問や不安が湧いてくることと思います。
私たちは、そんなあなたの「想い」にどこまでも寄り添いたいと考えています。リフォームは、未来の暮らしへの大切な投資です。だからこそ、私たちはただ工事をするだけでなく、お客様との対話を何よりも大切にしています。
まずは、あなたが今感じている住まいの悩み、そして、これからどんな暮らしを叶えたいか、私たちに聞かせていただけませんか?どんな些細なことでも構いません。お茶を飲みながら、ゆっくりお話しするような気持ちで、お気軽にご相談ください。
お問い合わせフォームからのお声がけを、心よりお待ちしております。